6月市議会Ⅳ/一般質問:公共施設の整備はどうなっていますか。

1.個別計画では、公営住宅や小中学校を除く行政7分野のハコモノの長期修繕計画が策定されていますが…、モノによっては、市民の皆さんが日々に使うところも多く、いち早い修理・修復を求める声が多く寄せられます。このことを踏まえて一般質問を行いました。

≪質問1≫ 令和3年3月に策定された「日向市・公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画」の中にある「長期修繕計画」の査定の根拠は?

≪市長の答≫ 総務省が示している「調査研究報告書」に基づき、施設区分ごとの単価、床面積を勘案して更新費用及び改修費用を算出しています。
 また、所管部署に建築技師1名を配置して総括的な修繕工事費を計上して、各施設の現状を踏まえつつ、優先順位を決めて修繕を始めたところです。

 スピード感をもって取り組む必要性は十分認識しています。今後は、地元の皆さんや施設の利用者の皆さんとの対話を丁寧に行いながら、一歩ずつ前へと進める費用がありますが、時間を要します。

≪質問2≫春原町の「老人福祉センター」の利用頻度はどうでしょうか? 全体的に傷みが激しいにも関わらず、同計画では2032年に修理・修繕する…と示されていますが、遅すぎるではないでしょうか。

施設名(日向市老人福祉センター:春原町)が刻んである棟の屋上の防水工事は最近、修理されていますが、全体的に「シロアリ」が巣くっており、相当傷んでいます。

≪市長の答≫ 同センターは、「憩いの場」「活動の拠点」として利用されており、高齢者の居場所としての役割を果たしています。
 利用状況は、令和4年度実績で、延べ約
10,000人。修理・修繕につきましては、多額の費用がかかりますから、現在、機能移転(引越し)の方向で、他の施設との複合化や民間施設の借上げなどを検討しています。

≪小林たかひろの考察≫
 各公共施設につきましては、全国の自治体も「維持管理」を今後、どのように進めるのか…という課題に頭を悩ませているところですが、だからと言って、このまま放置するわけにはできません。

 春原町の福祉センターは「シロアリの巣」と化しており、2階の広間では、飛んだり跳ねたりといった運動ができないのです。健康体操なども行われており、利用者の皆さんは、細心の心がけでもって、利用している状況があります。

 修理・修繕の根拠を、総務省の「調査研究報告書」に委ねた算出根拠に基づくのも良いのですが、利用頻度に着目する。年間1万人の利用…。月に20日開館したとして、一日約40名の市民の皆さんが利用する計算となります。
利用頻度は極めて高いと言わざるを得ない…!優先順位は非常に高いのです。

 「財源がない」…。だから、「入るを諮りて(いず)るを制す」。小職が現職時代、特に言われてきた言葉です。バブル最盛時代に、「それ行けドンドン」で公共施設をバンバン建設してきた…。市民の皆さんは、そのハコモノの恩恵を受け利活用してきた…。

 ところが、時代の変遷とともに、少子化の時代に入る。日向市の人口は現在、約5万8,000人。15年、20年後には1万人減少します。市税減の時代がやってくるのです。国から日向市へと交付される「地方交付税」も人口減に即応して減収となります。ハコモノの維持管理費用が不足していくのです。

 春原町の老人福祉センターも相当傷んでいます。個別管理計画では、2032年に2,615万円で修繕することとなっています。あと9年後です。それまでは持ちません。
複合施設を造る…。総合体育館は42億円(当初の見積もり)かかりますが、資機材の高騰で50億はかかるでしょう。答弁書にもあるように、公共施設の整備には、危機管理意識を増幅しての総合的な見直し、紡ぎ直しの必要性を強く感じています。

※市の貯金=「公共施設整備等積立基金」令和4年度末で21億1,761万5千円
      「財政調整積立基金」令和4年度末で20億2,486万5千円

 ※ふるさと納税額  ①都城市:140億円 ②都農町:110億円
            日向市は…いかほど?。現在のところ、10億が目標値

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