一般質問:12月定例市議会:旧温泉館復活について
市議会報告/一般質問:第2弾です。
「日向サンパーク旧温泉館のその後と観光産業の再生について」一般質問を行いました。

(この内容は、正式なものではありません。要点のみを記載したものです)
≪小林の質問≫
① 閉館後、民間譲渡の公募を行った経緯がありますが、応募者がいなかった。市内外の温泉愛好家や地元住民の皆さんも復活を待ち望む多くの声があるし、旧施設も塩害などによる老朽化が進みつつある。再公募はいつから行うのか。
② 過去に行った質問で「RFI」(譲渡の際、購入予定候補者からの提案を取り入れる制度)の手法を取り入れて公募をしてはどうか…との提案をしたが、どうなったのか。大型遊具設置工事も着々と進められているが、公募要領に同公園内の「道の駅日向などの各施設と連動させる仕組みを整えたうえで公募要領を示すべきと考えるがどうか。
③ 観光庁は、2022年度の戦略として、コロナ後を見据えた「新たな旅のスタイル」の普及や定着に向けた予算概算要求を今年の8月に行っている。多彩な内容で支援策も充実される見通し。
日向市も国の動静を注視して、市内の観光産業の回復を目指すべき。そして、国が推奨している「DMO」(観光地域づくり法人)に名乗りを上げ、支援金を取りにいくなど、制度をうまく利用するべきだがどうか。
≪市長・部長の答弁≫
これまで旧温泉館に興味を示された事業所は10社以上に上る。要因として、コロナ禍の長期化や多額の施設改修費の必要性やランニングコスト、加えて国定公園内に位置するため法規制が厳しいことなどに起因していると思われる。
こういった諸課題の解決に努め、再公募を行いたいと考えている。
「RFI」(譲渡の際、購入予定候補者からの提案を取り入れる制度)については、サンパーク内の各施設との一体的な管理も含めながら可能な範囲で取り入れる。
観光産業の再生については、令和4年度から6年度の向こう3年間を計画期間とした「日向市ポストコロナ観光戦略」を策定している。
今後は、日向市の恵まれた地域資源や伝統文化など、それぞれの魅力を生かしながら、観光関連、特産品開発事業者等など幅広い業種の皆さんとともに、地域経済のV字回復に向けた効果的な施策や目標など戦略の中で示していきたい。
DMO法人の創設だが、多彩な関係者の合意形成が必要とされるので、引き続き、先進自治体の成功事例を研究しながら、論議を深めていく。
≪小林・質問2≫
再公募は、何時から始めるのか。再度尋ねる。
≪商工観光部長・答弁≫
再公募は、現時点では、いつから公募することについてはお答えできない。いろいろな事業者から要望を受けていることや、国定公園の規制も絡んでいますから、しっかり調べながら募集要領をつくっていきたいと思う。
≪小林・質問3≫
国定公園等の法規制を取り払う手法として内閣府が定めている「国家戦略特区」というものがある。いわゆる「規制のサンドボックス」という制度。国土交通省が大好きな制度でもある。探ったことはありますか。意外と近道になる。研究してみる価値はあるので、しっかり対応してもらいたい。
公園の奥まったところにログハウスが6棟あるが、老朽化が進んでいる。この際、リニューアルを図ったらどうか。
≪商工観光部長・答弁≫
サンパークの施設より古い施設もある。公共管理等総合管理計画に基づく個別施設計画により、計画的に改修する。
【考察:小林たかひろ】
旧・温泉館の質問を終えて「何が何でも復活させる…」という、執行部の熱意が感じられない。答弁から、そんな思いが伺えたことは残念の極み。
かつて「レジオネラ菌」事故により、多くの皆さんにご迷惑をおかけして、市役所職員が一丸となり、感染されたご自宅に伺い、お詫びと同時に医療費や慰謝料をお支払いしたこともある。感染症の専門家にお越しいただき、改修も行い、見事に復活した。私も当時は市役所に在職中で、地元でもあり、喜びはひとしおだった。
一日の仕事で疲れた身体をこの温泉で癒し続けてこられた愛好者の皆様方にはご迷惑をかけ続けている。
「気持ちよい温泉」「眺望の素晴らしい温泉」が蘇るためには私個人としてもどんな苦労も厭わない。
執行部も「火の玉」となって、取組み、1億円をかけて整備を進めている「大規模遊具施設」をはじめ「テニスコート」や「道の駅日向」、「ログハウス」などの各施設との連動・ネットワークを密に「賑わう温泉館」としての復活のための手腕を発揮して欲しいと心から願う。
